2007.06.26 古材の 匂い
古材を再利用した 浜北の現場

道路の拡幅で、やむなく解体した旧家の古材を、
大工さんが丁寧にていねいに 加工して使い廻してくれてます。

トイレのカウンターも古材。

カウンター

天板のカーブに合わせて、敷居までカーブしてる?

大黒柱や化粧梁に使った余りを、
書斎の本棚や、壁に取り付けたニッチなどに
あれこれ工夫しながら、捨てるものが無いくらいに
大切に扱ってくれてます。

大工さん

先人がチョウナを掛けて削り、墨付けした 「手仕事の跡」 を
いとおしむように、触りながら
「この材料を削ると、むかーしからの 暮らしがしみこんだ
懐かしい いー匂いがするよ。」 と大工さん。

家族の記憶を繋げながら、手間隙掛けて
新しい暮らしにに引き継いでゆく。

設計者というよりも、
物と暮らしと時間をつなぐ お手伝いをしている
そんな 楽しい現場です。


既にお気づきの方も多いと思いますが
地元のまちづくり組織 「中野町を考える会」 がブログを立ち上げました。
(ページ左下からもリンク張ってるんで 見てね!)

ポスター

いま会では、まちの キャッチコピー と シンボルマーク を募集してます。

豪華商品って、なんと うなぎの中川屋 の食事券と
8月14日に行われる 花火大会 の升席招待券です。

ブログの威力は大した物で、
東京や大阪など遠方の、この町には縁が無い人からも
作品が寄せられています。

今月末が応募締切り。
「うなぎと花火」 は あなたのモノかも?
ふるってご応募ください。
2007.06.24 さくらんぼ
山形から さくらんぼが届きました。

さくらんぼ

みずみずしくて、口の中でプチッとはじける食感。
肉厚で 甘酸っぱい 上品な味わい。

梅雨時の いまの季節を感じる果物です。

そのつぶらな可愛らしさと裏腹に、かなりの高級くだものなんですね。
以前、銀座の千疋屋で 20,000円の箱入り佐藤錦を見たときは
思わず びっくり! 一粒当たりの単価にすると・・・

そんな事 知ってか知らずか
我が家では、種を思いっきり庭に飛ばしながら
とっても上品に? いただきました。

2007.06.23 お宝 空間
立派な長屋門です。 さて ここは何処でしょう?

T1

これだけで分かる人は、かなりの古民家ツウです。
浜松市内に、400年続く元庄屋さんのお屋敷。
その昔 市内には200くらいの 庄屋があったそうですが
浜松城主(殿様)に直接話ができた、4大庄屋のひとつ。

幸運にも、お屋敷の中を見せていただく機会に恵まれました。

先々代が 柳宗悦 と親交があり
かつては、民藝運動の拠点だったそうです。
浜松にそんな所があったなんて、チョットびっくり!

母屋は、当時の前衛的な想いが伝わってくるような
いかにも洒落た、民藝調の素敵な建物です。
(写真をUPできず、残念)

現在屋敷内では、当時の流れを汲んで
知る人ぞ知る、特別な工芸品の創作がされているそうです。

かなり、お宝級の場所であることは間違い無し。
ただ、お宝過ぎて 皆に知って欲しいような、
そっとして、守っておいて欲しいような・・・

って、気になるでしょう?
2007.06.22 市長室
昨日、所属する“建築士会浜松支部”の役員として
市長を表敬訪問しました。

市長室と書かれた、立派な木の扉の内側は、
とっても広い部屋に、長ーい机。

市長室

自分の兄貴分くらいの年齢の、若い新市長です。
以前から「中野町を考える会」にも参加していただき、
お宮の桜の木の下で、一緒に花見をしたこともありました。

長ーい机の 向こう側で、
チョット遠い存在になってしまったような・・・

政令指定都市になった 新浜松市。
人口80万人と広い市域の舵取りは 想像しただけでも重責です。

桜の木の下で のんびり花見をしながら
市やまちの将来を 語り合えると良いですね。

2007.06.18 マメ しぼり
我が家の息子ふたりは、共に剣道部。
選んだ理由は定かではないけど、
私も遠い昔「森田健作」のTVドラマには、少し憧れました。

一生懸命の彼らには申し訳ないけど、
地味なスポーツで、イマイチ見てても面白みが無い
というか、華やかさがないんです。
応援に行っても、格好が同じでしかも面で顔が見えず
誰がやってて、どっちが勝ったんだか良く分からん。

神聖で厳格な 礼儀の支配する世界ですが、
彼らにも、密かな楽しみがあるのを発見しました。
・・・お面の下、頭にかぶる手ぬぐい

てぬぐい
この辺は、いかにも 「森田健作」 正統派です

トンボ
トンボは「勝ち虫」とも呼ばれる縁起物、前進あるのみ後退しないので
昔から兜の文様など 武士に好まれていた トラッドな柄

まめ
これが本当の「豆絞り」? シャレが効いてます

豆腐
笑える人は、我が家の事情に詳しい人?

トトロ
? ? ? ・・・

息子いわく、それぞれの手ぬぐいは 「格付け」 されていて
試合の重要度や、対戦相手の手強さで 使い分けてる らしい。

昨日は、武道館で昇段試験がありました。
二段に挑戦した長男は 残念ながら玉砕し、
次男は見事 初段に合格しました。

彼らが使った手ぬぐいは、果たして何だったんだろう?
2007.06.16 地モノ
『地のモノ』 って 何か魅力があるというか、惹かれますよね。

家の前に流れる天竜川は、6月1日の解禁以来、たくさんのアユ釣りの人でにぎわってます。
今年は、例年に無く魚影が濃いとか。

で、やっと私のところまで やってきました・・・アユ。

アユ

この時期 この辺りで釣れるアユは ”ワカサギ” サイズ。
から揚げにして、ビールのつまみには 最高のお友。

ちょっぴりほろ苦く、でも しっかりと 『初夏の川の香り』 がします。
プチぜいたくな、 地産地消 でした。



入梅直後なのに、いい天気で 暑い一日でした。
晴天に誘われてドライブがてら、完成後の家を訪ねました。

「公園の家」 青空と公園の緑に、白い家がよく映えます。

公園の家

お施主さんは、上海赴任中のエンジニア。
設計中はメールでやり取りしたり、
たまの帰国時にセントレアから直行で、夜遅くまで打合せした事もありました。
「一度上海まで打合せに行きますよ」と言った約束を、
結局 果たせ無かったのが、残念!

上海も 青空 でしょうか?

白い家は、初夏のまばゆい光の中で、御主人の帰りを待ってます。
2007.06.11 文化祭
息子達の通う学校で 文化祭がありました。

もう小学生じゃ無いんだから、
親が見に行くのも ドンナモンだろ? と思いながら
子離れできない父母は、今年も学校へ足を運んでしまいました。

文化祭1

次男の学年は、体育館でのステージ発表。
ドリフのコントみたいなシーンですが、
イジメや差別、障害者・UDをテーマにした
シリアスでとってもまじめな 創作劇。

「博士が愛した数式」をパロッた場面で、先生役で登場。
寺尾聡張りの 渋い演技で、「僕は、素数が好きだなァ・・・」
とっても、良かったよ。

長男のクラスはHR展。
展示にも増して、クラスTシャツがGOO!でした。

文化祭2

ほとばしる、若いエネルギー。
一つの目標へ とっても素直に努力し 心を結集する。

家とは違った、生き生きした表情を発見しました。
青春って、イイねぇ〜!
完成して2年経つお宅へ、用があってお邪魔しました。

晩ご飯前の夕暮れ時。
住人父子が、家の前の道路でキャッチボールをしてました。
奥さんも、その場に居合わせて ふたりを眺めてます。

とっても温かな光景でした。

               

小さな頃 私もやってましたね。
父は自宅で商売をしていたので、学校から帰る息子を待って
毎日相手をしてくれました。

何か会話するわけでも、アドバイスするわけでも無く
黙々とお互いの胸をめがけて、暗くなるまでボールを投げ交わします。

夕焼けの向こうから、「オーイ、ごはんだに〜!」の声。
まさに『三丁目の夕日』の世界 ・ ・ ・ 幸せな、思い出です。

キャッチボール

久しぶりに 息子とやってみようかな、キャッチボール。

わが堀内建築工房のお仕事。
小さな建物の、上棟の様子です。

ほねぐみ


吹抜けやロフトなど、大きな小屋裏空間が特徴の建物です。

自然素材である木が、職人さんの手で建築の材料に変わり
青い空(=土地の環境や風景)を切り取っていく。

空間が場に変わり、中と外が入り混じったこの上棟の時が
この仕事をしていて、一番好きな瞬間です。

と同時に、自然にも環境にも 職人さんの手にも申し訳が立つような
そんな価値ある 力強い建物になれと、
設計者として、気が引き締まるひと時でもあります。
2007.06.03 豊年えび
田んぼに住む 「豊年えび」 って知ってますか?

豊年えび1

姿はえびに似てるけど、ミジンコの仲間らしい。
とっても稀に田んぼに出現する事から
これを見かけた年は 豊作になると縁起を担がれて
「豊年えび」と呼ばれるとのこと。

豊年えび2

体長は2cmくらいで、お腹を上にして 体毛のような脚をヒラヒラさせて
のんびり泳ぐ姿が、とっても愛らしい。

卵の状態で何十年も眠り続けて、
適した環境になると、突然に孵化するという
チョット謎めいた生き物。
カブトエビなどと同様に、「生きる化石」 と呼ばれているとか。

世の中には、まだまだ知らない生き物がいるもんだと
妙に感心しながら、何時まで見てても 飽きない。

癒し系の姿に、ちょっとした我が家の マイブーム。
かよわくて 長生きしそうもありませんが・・・