奈良のつづき。

春日大社から横道にそれて 「ささやきの小径」 を歩きます。

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観光地の喧騒から離れた 別世界。
春日山原生林の霊気を 全身で感じます。
春日大社の禰宜達が 通うみちでもあるようです。

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馬酔木の花が咲き誇っていました。

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「鹿って 神の使いみたいだね。」 次男の言葉に うなづきます。

小径を抜けると 高畑に出ます。
かつて春日大社に仕える 神官達の社家があった、風情のある屋敷町。
志賀直哉の旧居があったり、奈良を愛した文人や画家が住んだ町でもあります。

路地を歩いていると、土塀の向こうの庭から聞こえる
カチャカチャという食器の音に引かれて、偶然見つけた喫茶店
「たかばたけ茶論(サロン)」 でお茶しました。
隠れ家みたいで とってもイイカンジのお店!

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画家のお宅の庭を 喫茶店に開放しているそうで、
本宅も登録有形文化財に指定されている、素敵な洋館でした。

最後に、 「ならまち」 の街並を探索。
こちらは、鎌倉時代から栄えた職人や町人のまち。
町家造りの格子の家並みが 続いています。
中には、しゃれた飲食店や ミニコミFM局に改造した家があったりして
今も、少しずつ形を変えながら 人々の生活の舞台になっています。

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1300年前の太古の遺産に、時代時代のエッセンスを 丁寧に重ねていって
奥のふかーい、何物にも変えがたい まちを形づくっている 奈良

自然や過去や、しきたりや風情を大切にしながら
その上に、今を生きる人たちの 暮らしが しっかりとある。
これこそが、人と時が作り出す 『文化』 だと思います。