2007.01.31 瞑想の森
岐阜県各務原市へ建築を見に行ってきました。
お目当ては 伊東豊雄設計の建物。
この建築家 今日本の建築界では飛びぬけた存在です。

瞑想の森1

これ 何の建物だと思います?
レストラン・美術館・ゴルフ場のクラブハウス・・・?

実は市営の斎場です。

摩訶不思議な形、波打つ屋根がふわりと宙に浮いてます。
ジョウゴみたいな柱が軽く屋根を支え、屋根と地面の間はガラス張り。

瞑想の森2

海にいるタコのようにも、または恐竜のようにも見えて。
鉄筋コンクリートシェル構造という、特殊な構造です。
そういえば アコヤ貝にも似てるかも。

伊東豊雄は、代表作せんだいメディアテーク以来
表参道のTOD'Sや 銀座のMIKIMOTO GINZA2など
単にデザインだけでなく、構造的にも新しいテーマに挑戦してます。

瞑想の森3

内部にも うねった屋根がそのまま現れて
ガラスを通して前の池や風景が溶け込んできます。
恐竜の体内にいるような 不思議な感覚。

瞑想の森4

ライトアップされた幻想的な空間。
「瞑想の森」で時間や物質を超えた、内なる宇宙に想いを馳せる。

建築の可能性って 無限大ですねぇ。
浜松北部に建設中の 小物雑貨屋さんの仕上げ色を打合せしました。
設計の段階から 色のイメージは出来ていますが、
実際の色番や仕上げの品番を決めるときは 気合が入ります。
せっかく形や空間が思う様に出来てきても、色ひとつで台無しになったりします から。

色1
まず、小さなサンプル帳から、いくつか候補をリストアップします。
模型を片隅に イメージを膨らませて。

色2
リストアップした色を、実際の材料に塗ったサンプルを作製して 現場で合わせてみます。
このお店のイメージカラーは グリーン。
全体にグレー掛かった色調で、トーンを合わせます。

色4
実際の部分に あてがって確認します。
時間を掛けて 色決めが完了。
こちらのプレゼンを お施主さんも気に入ってくれました。

仕上げが終わって、足場の取れるのが日が楽しみです。
2007.01.28 サイクリング
今日は日曜日、久々の完全休養日です。
(建築展の準備や会場当番で、正月休み以来休んで無かった・・・です)

風も無く 割と暖かだったので、次男・娘と一緒にサイクリングに出かけました。

サイクリング

さすがに、冬なのですれ違う人も無く
川沿いの道は 貸しきり状態。
堤の桜並木も ちょっと寒そう。
景色を眺めながら、のんびりのんびり ペダルをこぎます。

と、農家のホソバ(槇)囲いを抜けたところで
梅の花を見つけました。

梅


はちきれそうな つぼみもいっぱい。
春が そこまで来ているようです。
ちょっと寒かった心にも 暖かな陽がさした気がしました。
2007.01.25 やさしい時間
建築ミニコミ誌の対談で、笹井さんという方にお会いしました。

笹井さん

この方 木工品の工房「HOBO」を主宰しているクラフトマン。
製作された、手作りキットの風見鶏や民族楽器は、
東急ハンズなど全国で売られてるそうです。
今回 古いお蔵に手を加え、喫茶店に改造している様子をうかがいました。

お蔵

笹井さんは、究極のセルフビルダー!
自分でユンボを操縦して敷地を造成したり
近くの山で切り倒された木材をもらってきて、増築部分の柱にしたり。
お蔵の壁も、古いお寺の屋根の葺き土をもらってきて 自分で塗ったらしい。

お蔵内部

大工さんも左官屋さんでもできない 温かい空間。
とっても素朴だけど 時間をかけてゆっくり作りこまれた
手のぬくもりや 気持ちがジーンと伝わってきます。

「自分で薪割したり、家造りにかかわったりするのって
とっても楽しいのに、何でみんな人任せにしちゃうのかね?」
と子供のように 純粋に語ってました。

確かに、どこか子供の頃の 秘密基地の匂いがプンプンする
懐かしいような、居心地のいい空気が漂っています。

サンルーム

お蔵と対照的な明るいサンルームが、お店のエントランス。
家具もお手製、緑も庭で手に入れたもの。

黒板五郎の「拾ってきた家」を 地で行くようなこの建物。
でも、本来家って こういうものだったんですね。
今の家作りの 対極にあるような佇まいに
羨ましくもあり、考えさせられるところがありました。

肝心の喫茶店は、春頃オープンの予定だとか。
きっと ゆったりした、やさしい時間が流れる店になることでしょう。 
9日間に及ぶ 建築WEEK in 浜松 [協奏建築展] が終了しました。
建築士の存在を、少しでも身近に感じてくれる機会になればと 企画したこのイベント。
3年目の今年は、青空と植物のイメージパネルをバックに 模型を3点出展しました。

建築展

自分のブースの模型や作品集をじっくり見てくれる方がいると、思わず嬉しくなります。
初対面の方と話をしたり、仕事をさせてもらったお施主さんが訪ねてきてくれたりと
いろんな出会いが ありました。

午前中に撤収をすませて、充実感と心地よい疲労感+打上げの軽い二日酔いで
ちょっと不思議な気分です。
2007.01.19 着工式
昨晩、着工式なるものに参加しました。
建物はアトリエ付住宅で、設計者として出席。

工務店の事務所に下請けの職人さんを集めて、お施主さんとの顔合わせ。
集まった職人さんは 実に20社以上、
建物って、たくさんの人達の手によって作られるんだなア
と改めて感じました。

お施主さんにとっては、自分の家を作ってくれる職人さんを
ちゃんと紹介してもらう機会って、意外に無いもの。
現場で顔をあわせて、「よろしくお願いします」って挨拶しても
はて、何屋さんだっけ?ってな感じです。
職人さんにしても、お施主さんの顔を知らずに仕事が済んでしまったりします。

お互いに、 この人に作ってもらう ⇔ この人のために作る 
といった顔の見える関係だと、きっといいものが出来ますよね。
完成予想模型はこんな感じ・・・アトリエ


今後、ブログでもフォローしていきます。
2007.01.18 阪神大震災
17日、阪神大震災から もう12年も経つんですね。

地震直後に、建物の危険度判定のボランティアで被災地へ入りました。
つい昨日のことのように、思い出されます。

震災

目を覆いたくなるような光景でした。
日頃 仕事として携わっている建築物。
木造住宅も、鉄筋コンクリートのマンション・オフィスビルも
こんな簡単につぶれるものなのか。
家族の生活や安全を守るべき家が、逆に凶器になるなんて・・・(絶句)
崩壊した家の片隅に置かれた 小さな花束、
瓦礫の山に向かって手を合わす人。

震災から2週間ほど経っていましたが、
学校の体育館や教室は、多くの人々であふれかえり
給水車に並ぶ長い列、仮設トイレの不自由な暮らし。
生き延びた人達は、希望を持てない暗闇の中で
助け合い 励ましあいながら生活していました。

昨年 久しぶりに訪れた神戸は、もちろん当時の面影は無く
12年の歳月で、町はすっかりキレイに復興したかのようです。
でも人々の心や暮らしは そう簡単には、
いや いつまでも元には戻れ無いんでしょうね。

私達の住む静岡県も、東海地震の危険性が言われてます。
明日起こってもおかしくないレベルまで、近づいているそうです。
また、いのしし年は大災害が多いとか。
関東大震災・伊勢湾台風・日本海中部地震・阪神大震災。

今 出来ること、少しでも準備しましょう。
2007.01.15 お年玉・で
我が家の3人の子供たち お年玉でこんな物買いました。

ジョーロ

中3の長男は ステンレスのジョーロ。
彼は ヘンな植物が好きみたい。
以前には 海岸で拾った マングローブ(植物的にはヒルギ)を
牛乳パックに入れて 大量に育てたり、
これまた拾った 時計草(パッションフルーツ)の種から 花咲かせてみたり。

今までは 台所のコーヒーポットで水やりしてたので
こんなカッコの良いジョーロが 欲しかったんだろうね。


チェス

中1の次男は ガラスのチェス。
三人兄弟のまん中なんで かなりの負けず嫌い。
我が家の オセロチャンピオンでもある、彼らしい選択。

インテリアとしても イイ線行ってますねぇ、センスあるかも。


ジーンズ

末娘は ジーンズ。
彼女 このごろ服に興味があるらしい。
今までは、兄ちゃんと同じような格好でも 全然平気だったのに、
チョットは 娘らしくなってきたのかな。
ベルトにつられて 買っちゃったみたいだけど。

三人三様 みんな個性的で、子供って面白いねぇ。

さて 自分だったら 何を買うだろう?
こんな、夢のあるもの 買えるかな・・・
2007.01.12 新年会
おしごと関係の新年会がありました。

大勢のパーティ 実は余り得意じゃ無いんなんですが、
いろんな人が集まる、貴重な機会。
大工さんやら 左官屋さん材木屋さん・・・国会議員のセンセイまで。
仕事を通して繋がっていても、面と向かって話をする機会って少ないものです。
厳つい顔の職人さんも、お酒が入ると、優しくて話好きのオヤジさんだったりして。
うんちくのある話 たくさん聞かせてもらいました。

一つことを突き詰めていく 情熱 と、
面白いことに素直に興味を持てる 好奇心 と 心の余裕。
大切なもの 改めて考えました。

建築展看板

銀行協会の前を通って家路に。
建築展のブース製作・設営も何とか完了しました。
いよいよ13日(土)からOPEN!
看板も 待ちわびてます。

冬の蛍も そろそろ見納め。はままつ冬の蛍

2007.01.10 協奏建築展
はやいもので、今年も10日目。

正月の のんびりムードも何処へやら。
昨晩自宅に帰った時には 日にちが替わってました。

というのも、今週末から始まる 「協奏建築展」 の準備におおわらわです。
今年で3回目のこのイベント、浜松の建築士25名の作品展です。

建築展
          《前回はこんな展示をしました》

日頃他人に 自分の仕事をみてもらえるチャンスは、そうはありません。
貴重な機会なんで、思わず力が入ります。
どんな展示になるかは、来てのお楽しみ。

今年は、K-MIXとタイアップした 音楽イベントもあります。
生コンサートや、懐かしのレコードコンサート。
我が家の 300-E 君も出演予定。
年なんで、上手に演奏できるかな?
お気に入りの一枚を持って来てもOKですよ!

趣のあるレトロな建物で、cafeしながら
ゆっくりとした 時間 と 空間 をお楽しみください。

さぁて、もうひとがんばり・・・
2007.01.07 つよい子
今日は日曜日。
朝起きて、まず自分のブログを開いて アクセスカウンターのチェック。
「オッすごい! 昨日は60件だよぉー。年賀状のPRが効いたかねぇ。
今日も朝から3件あるしぃ。」

すると背中から笑い声が。
今朝の3件は、 妻 + 娘 + 今開いている自分 でした。

ちょっとショック・・・

家人以外にも 立ち寄ってくれている皆さん (本当にいる?)
よかったら、コメント下さい。(笑い)

でもブログを始めて、家族の会話が増えました。
「あんまり家の事、書かないでくれるぅ」と言いながら、
何か面白いことがあると 「父さん、ブログ・ブログ!」

この調子で、楽しみながら ボツボツやります。

さて、娘はちょっと遅めの書初め・・・宿題の片付けモードです。

つよい子


私は苦手でした、習字。
いい調子 と思ってると、最後に失敗して
今度こそはと 書けば書くほど、深みにはまって・・・

娘は深呼吸しながらも 大胆に書き上げました。
「つよい子」 です。
奥さん似 かも知れません。
2007.01.05 牡蠣
仕事始め。
年賀状やメールの整理、年始の挨拶回り。
皆さん、今年もお世話になります。

家に帰ると、台所に殻付きの牡蠣が。
市場で手に入れた、三重県産のものだとか。
指先をぼろぼろにしながら 殻を開けます。
殻いっぱいの 見事な牡蠣です。
牡蠣
レモンを軽くしぼって、いただきます。
んー! 潮の香りが口の中に広がり、ぷりぷりの食感 美味い!
酒は 会津若松の「名倉山・大吟醸」
東北鑑評会連続受賞の銘酒です。
香りはフルーティーで しかもしっかりした旨味のお酒、合います。

こちらは毎年年末にいただく 四国宇和島のはらんぼ天。
はらんぼ
小魚「はらんぼ」を丸ごとすり身にして、揚げたもの。
軽くあぶって生姜醤油でいただきます。
小骨のシャリシャリ感が残る、実に素朴な味わい。
お酒のアテには、最高の一品です。
次に食べられるのは一年後 味わっていただきます。

地方の名産品が、たまたま我が家の食卓に集まりました。
これも何かの縁 感謝して美味しくいただきました。 
2007.01.04 草餅
家で草餅を作りました。
近くの天竜川の堤防で ヨモギを摘んできて
もち米と一緒につきます。

アンコを包んで丸める作業は、手際が勝負。
時間がかかると 餅が冷めて上手にいきません。
草餅1
家族総動員の家内制手工業、
毎年のことで、子供たちも手馴れたものです。

今年は 新たな味覚にも挑戦。
小豆のアンコの変わりに マシュマロを入れてみました。
草餅2
お味は・・・うーん微妙。
決して不味くはないけれど、やっぱ小豆の方がいいかな?

でも、川原に普通に生えてるヨモギで
こんなに美味しい草餅ができるなんて チョット不思議。
身近なものでも、少し手間をかければ
立派な御馳走になるんですよね。
草餅3


三が日も過ぎ、だんだんと平常モードへ。
明日は 仕事はじめです。
2007.01.03 豊川稲荷
商売の神様 豊川稲荷へ行って来ました。

毎年仕事始めに参拝していますが 今年は気合を入れて三が日に。
豊川稲荷
すごい人混みでした。
門をくぐってから本殿へたどり着くまで30分。
世の中、一体景気が良いのか悪いのか?
ともかくも 御利益がありますように。

参道沿いの屋台や土産屋も楽しみの一つ。
熊手
定番の熊手や干支グッズ。
名物いなり寿司 ヤマサのちくわ 牛串 たこ焼き・・・やはり食べ物にそそられます。

その後蒲郡まで足を伸ばして 遅い昼食。
お目当ては 手打ちうどんの店「やをよし」。
やをよし
10年以上も前に、たまたま仕事のついでに立寄ったのが最初でしたが、
実は 芸能人も訪れる名店のよう。
ここのうどんは のど越し良く腰もあって 蕎麦派の私も 大満足。

食後はすぐ近くの竹島を散策します。
島は天然記念物に指定されていて、
江ノ島、竹生島、厳島などと共に日本七弁天に挙げられているとか。
確かに江ノ島にちょっと似た雰囲気があります。
竹島を見下ろす高台に建つのは 蒲郡プリンスホテル。
蒲郡プリンスH
外観は城郭風 内部はアールデコ様式のレトロなホテル。
建築オタクならずとも、一見の価値有りです。

一日家族でのんびりとドライブ 温かで穏やかな時間でした。
初日の出

新年 明けまして おめでとうございます。
天竜川の堤防から初日の出をみました。
低い雲の中からきれいに顔を出しました。
思わず手を合わせて 一年の無事を祈ります。

祈る1

思えば 昨日から祈り続けています。
年越し蕎麦の昼食後 宝くじの抽選会。
くじを握り締め、祈ります。

祈る2

「きゅうじゅう・・・」 おッ
「ろくのくみの・・・」 おおッ
「じゅう・・・   」  おおおッ
「よんまん・・・  」 あーあァ ↓
頭3つまでがピッタリ
3000円で 十分楽しませてもらいました、興奮しました。

その後 お墓参りで、御先祖様に祈り
日付が変わって深夜 氏神様に初詣で、祈ります。

今年も元気で、いい年になりますように!
楽しいことが たくさんありますように。