街区デザインの 話のつづき。

お察しのとおり、デザインモチーフの1つは 「星」 
『丘の上のきらめくまち』 が サブコンセプトです。

で、きらめきの表現に選んだツールが 埋込照明。

LED1

夜になると 「ほわーっと」 光ります。

LED2

道路の舗装は、火山岩の一種の 「斑岩」
ヨーロッパの石畳のイメージです。

石畳

街区内の、石畳の交差点が
夜になると 星座を描くように輝きます。

ちょっと想像してみてください、いいかんじでしょ!

でも、実際の施工に向けて、
器具の耐久性や、光の出具合 視覚的な安全性の確保など、
解決しないといけない問題が まだまだ山積み。

一団地の街区道路とはいえ、
どんな事が起こり得るか分からない、一般公道です。
様々な状況をシュミレートしないといけません。

道路の路面が気になって、下ばかりをながめている この頃です。

提案コンペで勝ち取った、 ニュータウンの街区デザイン のお仕事。

地元で関わっている 「まちづくり活動」 とは、また違った まちづくりです。

街路や造成工事のデザインと
モデル街区のデザイン提案が今回の業務。

市街地を眼下に見下ろし、山並みを遠望する
小高い丘のロケーションを、最大限に生かす事がテーマです。

コンセプトは、 「空を抱きしめるように暮らす、丘の上のまち」

【 スカイヒルズ 】 と名付けられました。

コンセプト
しかしこれが、建築設計と勝手が違って、戸惑うことばかり。

土木や造成の世界は、求められる耐久性や安全性のレベルが桁違いです。
また街路設計は、行政や警察との協議調整など、ハードルがいくつもあって
カッコいいからといった感覚や、見たことの無い新しい提案が
なかなか、受け入れられない世界です。

そんな、障害の多い環境にためらいながら、
しかし、スケールの大きな仕事に 大いにやる気をそそられます。

実際に、どんなことになってるかは
次回に、つづく・・・
2008.08.21 マークシート
昨日は、おしごとの講習会で1日カンズメ。

「この忙しい時に・・・」 とブツブツ言いながら、
この講習後の考査をパスしないと、
設計事務所の登録更新が出来ません。

姉○のせいで、この業界大変なことになってます。

講習

昨晩は、3時間しか寝てなかったので
眠気をこらえるのに 必死!
ユンケル飲んで、ブラックガムかんで 準備万端!

さて、問題の考査。
共通一次試験以来、30年ぶりの 「マークシート」です。

おっと、マークの枠が細かくて、塗りつぶしに四苦八苦。

意外な落とし穴でした。
いよいよ、遠近両用の仲間入りですか。

2008.07.08 道具 考
設計図って どうやって描いているでしょうか?
道具は もちろんコンピューター、いわゆる CADってヤツです。

私のまわりの同業者も、
手描きにこだわる一人を除いて
ほぼみんな コンピューターで図面を描いています。

いいコンピューターを使うと 良い図面が描けて 良い家が建つ
なんて事無いのは 誰にでも分かります。

でも、最高の料理人は きっとすごい包丁を使ってるはずだし、
腕の良い大工さんののこぎりは、日曜大工のとは訳が違うはず。

たかが 道具 、 されど 道具。

マウスパットを シリコンのに替えたら
すごくツルツルして、マウスがとっても軽やか。

ただ、それだけの話です。

20080707_02PAD.jpg


2008.06.30 蕎麦2
設計中のお蕎麦屋さん。

昨日関係者を招いての、試食会が開かれました。

前菜に始まって もり蕎麦・天ぷら・いなり寿司・わらび餅 のコース料理。
美味しくいただきました。

蕎麦

でも、参加者からは 辛口な意見 続出。

味が均一であること、素材ごとの適切な調理のタイミングなど
食材を調理する者の ごくごく基本的な技術について。

また、ただ美味しいというだけでなく、
食を通して お客さんに何を伝えたいかという、造り手の理念。
どんな、“喜び・驚き・感動” を提供したいのか、できるのか。

浮き沈みが激しい、外食産業。
お客さんは、味・サービス・雰囲気・価格などについて
無意識のうちに かなりシビアに評価を下しています。

造り手側も、あくなき探究心を持って
絶え間ぬ努力を重ね 常に創意工夫を凝らし続けます。

これ 我が身の設計の仕事にも通ずる お話。
足元を ・・・ 見つめ直そう。
2008.06.17 蕎麦
只今 蕎麦屋さんを設計中。

この一月半 あちこちのそば屋さんを食べ歩いて、情報収集してます。

余裕があれば、いたわさでもつまみながら
日本酒の一杯もやりたいとこですが
そこはお仕事、あちこちキョロキョロ眺めながら
店員やお客の動き、お品書き、厨房の様子を じっくり観察。

たかが蕎麦 されど蕎麦で なかなか奥深い。

そばや

郊外に建つ 平屋の小さなお店です。
そば屋は 蕎麦屋らしく
今時の和風居酒屋みたいに、カッコつけずに 潔く。

思わず暖簾をくぐりたくなるような 蕎麦屋さん。

年末には オープンの予定です。

まだまだ、設計者の苦悩は続く・・・
2008.06.05 O邸10 階段
O邸の現場 相変わらず若い大工さん一人で
こつこつと 仕事が進んでいます。

やっと 階段がつきました。

いろんな部分と絡みがあって、階段の取り付けは
大工工事の工程中 比較的後のほうになります。

かいだん

1階が暗くならないように 大きな窓を取り付けて
開閉のための床を スノコで造りました。

桧の綺麗な材料を 上手に納めてくれて
大工さんも満足顔です。

今までのハシゴが 階段に変って
「現場」 が 一気に 「すまい」 へと近づいた感じ。

若い大工さんが1人で 80坪の家と奮闘してます。

いろんな材料が 大工さんの手によって
単なる“素材”から すまいの“内装”へと 命を吹き込まれていきます。

2階の床は 無垢の桜
優しいピンク色が 若い世帯にお似合いだと選びました。

yuka


1階天井は スプルース
ご両親の居間は 大人しい柾目の板張り。

tenjou


今日現場で 初対面したのは
書斎用の 杉のカウンター

kaunta-

面皮つきで かなりの存在感だ。
長さ4m 幅60cm 厚さ8cm の一枚板。
居酒屋か寿司屋のカウンターに使えそうです。

この板の上で 本を読んだり 書き物をしたり
ときには コーヒーを呑みながら 物思いにふける。
木が生きてきた時代の 記憶とあいまって
ゆっくりと こころなごむ時間が流れていきそう。

建坪が大きくて 「たたいてもたたいても、なかなか進まへん」と 大工さん。
大変だー といいながら なんだか とっても楽しそう。


 
2008.05.15 あさ型
相変わらず 仕事が忙しく
事務所の机の上は 散らかり放題。

あさ

ここ最近 朝型生活に気切替えました。

夜は会合や打合せが多く、
また 仕事に夢中になると、深夜遅くまで際限が有りません。

一念発起
毎朝4時に起きる息子に合わせて がんばって早起き。

6時前には机に向かい 東向きの窓から思いっきりの朝日を浴びて、
気分が良いし 仕事もはかどる。

定時の9時には、一仕事片付いていたりして。
いつまで続くか分かりませんが 忙しくてもちょっと健康的な生活。


2008.05.14 O邸8 窓
O邸 連休明けから 外壁張りの作業中。

まずは、壁の下地に 防水用のシートを張り巡らせます。

この白い紙一枚で覆われた空間って
なんとも心許無いけど 透けた感じが、なんか不思議で面白い。

紙一枚ですが、壁と窓の関係が 段々と見えてきます。

窓1

通りに面したこの窓は、高さを抑えて 横長に景色を切り取りました。

窓の開け方 大きさ 形 は、設計の中で すごく気を使うポイントです。
中と外をどうつなぐか どんな景色を見せるか 外観のデザインも左右します。

外壁が張れると  設計者の想いが現実に変わります。
果たして 設計意図の通りの景色かな?

こちらは、大きなベランダの 天窓。

窓2

天窓って好きです。

こんなにきれいな青空や 白い雲が
絵の様に 視界に飛び込んでくるから。